あれは、私がまだ型枠大工だった頃・・・ トビ服を着た私は 一級建築士が現場へ来る度に遠くからずっと見ていた。
「おひな様を優しく抱いて女の子は女らしく大人になるの。 男の子は鯉のぼりを大空に見上げ元気で男らしくたくましい大人になるのよ」
生涯、人はどれくらいの時間を笑って生きるのだろう。
「あなたの家に、大切なキズはいくつありますか?」
今から三十年前、炎天下の国際通りを祖母と二人手をつないで歩いた。
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